王子は姫を愛して止まない

「だって…実風くん…月曜日綺麗な女の人と二人で合ってて知らない人で親しげで…」

「うん」

「実風くんに聞いたら誰ともあってないって…言われて…」

「うん…」

自分が情けない。

俺はただ姫乃を傷付け続けていた。

「それでも…実風くんの気持ち、疑いたくなかった…から…信じてたけど…実風くんが早乙女さんと電話してて、会いたいって言ってるの聞こえて…」

「うん」

「理由は分かんなかったけど、実風くん電話する前怒ってたのに、あんなに元気にできちゃうんだって…実風くんの心はもう…早乙女さんに向いてるんだって…」