王子は姫を愛して止まない

そう思うと自分が許せない。

姫乃のことを気遣うつもりがあるなら全部素直に言えば良かったんだ。

変に隠さなければ良かった。

金曜日から8日間…8日間だっ…。

姫乃は一体どんな気持ちで、どんな思いで、さっきの文字を打ったんだろうか?

翌日俺は髪の毛を黒く染めていた。

そしてその後早乙女さんに会った。

個室のあるカフェに入ると俺は一息つくまもなく言った。

「早乙女さんやはりお断りします」

彼女の眉がピクリと反応する。