王子は姫を愛して止まない

『そうだね。でもそのときはちゃんと別れる旨を伝えることにしよう?双方合意の上でってことで』

『分かった』

ああぁぁぁああ!
あ、あの約束っ…!

「もしかしてあの時っ…」

そう言ってバッと滝谷くんの顔を見上げると、満足そうに微笑んだ。

「そうだねぇ。この時のための約束。条件…。だから、俺が承諾しない限り、俺たちは別れられないよ」

ど…どうしよおおおぉぉぉおお!!

「ええ…じ、じゃぁ返事とか…」

「前向きなのだけなら聞きたいけど?」