王子は姫を愛して止まない

たまに必要に応じて電話をするくらい。
少しでも速く仕事に戻りたいのか、用件だけ言ってと言われたこともある。

素直に寂しいとは言えないものだ。

部屋のすみには寂しそうに立て掛けられた包装された物がある。

実風くんと付き合って数ヶ月が経った、初めてのクリスマス…。

本当はプレゼントを渡したかったし、一緒に過ごしたかった。

…けど…

実風くんはもう、私の恋人と言っても良いのか、分からない。

やっぱり夢だったのかな…あんなに素敵な人のかの彼女が私だなんて…不釣り合いだもん。