「大丈夫」 実風くんはじわりと目を見開いて、ガタッと座っていた椅子から立ち上がった。 「っ姫乃…」 『実風くーん?あれ?次いつ合うか決めよーよ』 「っ…とにかく、大丈夫だから、ね?」 私は笑顔を向けたけれど実風くんはずかずかと私の方へと歩いてきて、ぎゅっと私を強く包み込んだ。 「っ…なに…してるの?」 「姫乃が離れないように、抱きしめてる」