王子は姫を愛して止まない

実風くんの声のトーンが少し高くて、楽しそうに聞こえる。

さっきまで、私と居たときはすごく不機嫌だったのに。
その人は、実風くんをすぐに元気にしてくれる人なんだ…。


私が怒らせてしまって、実風くんはその人に頼ったんだね…。

あれ…?私、なんで実風くんと向き合おうとしたんだっけ?

私も誰かに頼った方が良いのかな?そうかもしれない。いつも実風くんにばっかり甘えていたから嫌われたのかも…。

私は少しずつ思考力が低下して、単調な考えに陥っていく。

実風くんはあの人と一緒に居る方がきっと幸せなんだろうな…