王子は姫を愛して止まない

そんな顔…の先が聞こえなかった、なんだか失礼極まりないことを言われたのだろうか?
まあそんなことはどうだっていっか。

「あと、なんで一緒に食べることになってるの?私たちは本当の恋人ではないのに…」

「でも付き合ってるのは本当のことでしょ?」

当然と言わんばかりの態度に自分がおかしいのかとすら思えてくる。

好き同士ならそういうこともするのかもしれないけど、女子を離すことが出来て、私が平常の高校生生活を送れているのだから、これ以上の約束などない。

なぜお昼まで一緒にしなくてはいけないのか…。

私が渋っていると、彼は強引に私の腕を掴んで歩きだした。

「えっ、どこ行くの!」