王子は姫を愛して止まない



4限目も終了し、私たちは昼食を食べることにした。
頭をフル回転させて、みんなもう既にお腹ペコペコである。

「それじゃ、行ってくるね!」

「うん、途中でこけないでね?」

「ま、前のはたまたまっ!」

「早く行かないと怒られちゃうよー」

雛ちゃんは大慌てで廊下の奥へと消えていった。

毎週金曜の昼休みは部活のミーティングがあるので、雛ちゃんはそっちで食事をとる。

私は珍しく開けた自分の席に戻って、お弁当の袋の紐を摘まむ。