王子は姫を愛して止まない

「…誤解…?」

「うん…」

もしこれで不安にさせてたなら言っておけば良かった。

変な気のつかい方するんじゃなかった。

「俺、さっきまで姫乃のお母さんと会ってた」

姫乃は驚きが隠せない様子で「え…」と溢した。

「一昨日会ってたのも、姫乃のお母さん」

「え…お母さん…?」

「うん、勝手なことしてごめん。けど、姫乃はお母さんにあんまり良いイメージ無さそうだったし、だけど、俺はちゃんと話しておきたかったから」