王子は姫を愛して止まない

隣の席に座ると、カウンターで買ってきた飲み物を一口のんで、話し始めた。

話している内に時計の針は7時を切っていた。

話を聞いていると、スマホが着信音を鳴らした。

手に取って、開いてみる。

「っ…」

姫乃…。

そこには、愛しい人の名前があった。

「少し電話に出てきても良いですか?」

彼女はコクりと笑ってどうぞと手で表した。

俺はスマホだけ持って店の前に出た。