王子は姫を愛して止まない



翌日俺はずっと姫乃からの視線を感じていた。

っっっ可愛いっっ!!

ずっとちらちらこちらを気にする様子が可愛すぎる。

どうしよう、今の状況めっちゃ良い…けど、姫乃の顔が悲しそうで、素直に喜んでなんていられない。


昼休みになり、放課後は空いていないので、一緒に食べながら話さないかと提案したところ、隣の親友らしき人がとてつもなく俺を睨んでくるなか、姫乃は薄く笑顔を作って頷いた。

親友さんが口を開く。
「姫乃、無理しなくて良いからね?」

どういうことだろう?なんか失礼だな。

姫乃はまた薄く笑顔を浮かべて小さく頷いた。