「弟だったのね
わたし今まで君のこと母から
一度も聞かされなかった」
「私も罪を償うわ」
「あなた一人にしない」
「僕は姉さんが居ること最初っから
知ってたよ」
「ちゃーんと最初から…」
「じゃあ二発爆弾したのは」
「それはただの弟って思われたくなかったからさ
あ」
「姉さんも一緒に地獄に行くんだ。
いいよね…」
固唾を飲み込む。
「地獄も何も最初から
生まれた時から
一緒じゃない」
「母さんはなんで僕が居たこと
秘密にしたと思う?」
「母さんは父さんに逆らえなかった。
だから僕を独りぼっちにした。
墓参りも来ないでーー」
「お母さんはもうこの世には居ないのよ」
「は?」
「お母さんは…お母さんは最後まで立派に
私を育ててくれたわ。
精神的にきていたのは
あなたが居たことを伝えそびれなかった
苦しみからなのね…」
「やめろやめろやめろやめろ」
「わたし感謝してるわ、ヴァイオリンも弾けたし
演奏会にもきてくれた」
「やめろやめろやめろやめ…てくれ」
力無く幽霊のように佇んでいた。
わたし今まで君のこと母から
一度も聞かされなかった」
「私も罪を償うわ」
「あなた一人にしない」
「僕は姉さんが居ること最初っから
知ってたよ」
「ちゃーんと最初から…」
「じゃあ二発爆弾したのは」
「それはただの弟って思われたくなかったからさ
あ」
「姉さんも一緒に地獄に行くんだ。
いいよね…」
固唾を飲み込む。
「地獄も何も最初から
生まれた時から
一緒じゃない」
「母さんはなんで僕が居たこと
秘密にしたと思う?」
「母さんは父さんに逆らえなかった。
だから僕を独りぼっちにした。
墓参りも来ないでーー」
「お母さんはもうこの世には居ないのよ」
「は?」
「お母さんは…お母さんは最後まで立派に
私を育ててくれたわ。
精神的にきていたのは
あなたが居たことを伝えそびれなかった
苦しみからなのね…」
「やめろやめろやめろやめろ」
「わたし感謝してるわ、ヴァイオリンも弾けたし
演奏会にもきてくれた」
「やめろやめろやめろやめ…てくれ」
力無く幽霊のように佇んでいた。


