夜に飛ぶ蝶


俄雨になった時だった。


会社には私1人。


手伝ってくれる人なんか


「あ、まだ居たんですね」


あの美青年ーー。


「居残りですか。俺もっす!」


そう言ってわたしのデスク周りの資料半分くらい
とって、


「手伝います」



ニッコリ微笑んだ。


神様がいるならこういうのだろうな
と肌で感じた。