夜に飛ぶ蝶




私は唯一無二の存在、池田由香は孝治の元カノだった。



いいえ、今でも彼女だと思ってる。



彼は私に相応しい。



弱みを握った。


彼が一人コツンとやましい店に入っていくのを。



写真で切り取る。



「覚えておきなさいよ…



わたしにしたこと、



絶対許さないんだから…」



支離滅裂なのは分かってた。



でも宝石のように輝く瞳をみて



どんな華より抜きん出て美しい



ものをわたしは手放したくなかった。