優等星

地頭の良さで生きてきた。ほぼ全ての物事は一回説明されれば理解できたし、少しの努力くらいは全く苦ではなかったからか、ほとんどのことでわたしは上位にいた。

でも、本気で努力して得たものは、きっと賞を取れなくてもずっと価値があるものなのだろう。喜びで弾ける
笑顔。輝き、潤む瞳。友達と、仲間と喜びを分かち合うその姿は、どんなトロフィーより、賞状より、メダルよりも眩しい。

私にとっては本当に羨ましい事だった。
苦労せずに得たもので、他人から受ける羨望が痛くて、辛くて、でもその楽さから抜け出せない私は、

きっと一番の未熟者だ。