「真琴は考えないの? 再婚」
「そうそう、いつ恋バナ聞けるのかなーって楽しみにしてるんだけど」
「その予定皆無でごめん。そもそも再婚したいって思わないから、積極的に相手を探す気にならないのよね」
わくわくしているふたりには申し訳ないけれど、私はたぶん恋愛できない。
なにもしなくても自然に恋仲になれる相手がいたら素敵だけれど、そんなのは夢物語だと重々わかっている。この歳でバツイチの私にそんな出会いがあったら奇跡で、自分から動かない限り恋は巡ってはこないと。
そして、私が恋愛に消極的な理由はもうひとつある。
「それに私、男運ないし」
ため息交じりに言うと、ふたりは忘れていた記憶が蘇ったらしく目をぱちっと開いた。
「思い出した! 真琴の歴代の彼氏って、ほんとダメンズばっかりだったよね」
「そうだった~。実はマザコンだったとか、浮気性だったとか」
遠慮というものを一切せず、あっはっはと笑うので、私は「はっきり言われるとヘコむわ……」とうなだれた。
私の恋愛遍歴の始まりは高校時代。初めてできた彼氏は陽キャな先輩で、私なんかが付き合えるとは思っていなかったから、日々奇跡に感謝していたのを覚えている。
「そうそう、いつ恋バナ聞けるのかなーって楽しみにしてるんだけど」
「その予定皆無でごめん。そもそも再婚したいって思わないから、積極的に相手を探す気にならないのよね」
わくわくしているふたりには申し訳ないけれど、私はたぶん恋愛できない。
なにもしなくても自然に恋仲になれる相手がいたら素敵だけれど、そんなのは夢物語だと重々わかっている。この歳でバツイチの私にそんな出会いがあったら奇跡で、自分から動かない限り恋は巡ってはこないと。
そして、私が恋愛に消極的な理由はもうひとつある。
「それに私、男運ないし」
ため息交じりに言うと、ふたりは忘れていた記憶が蘇ったらしく目をぱちっと開いた。
「思い出した! 真琴の歴代の彼氏って、ほんとダメンズばっかりだったよね」
「そうだった~。実はマザコンだったとか、浮気性だったとか」
遠慮というものを一切せず、あっはっはと笑うので、私は「はっきり言われるとヘコむわ……」とうなだれた。
私の恋愛遍歴の始まりは高校時代。初めてできた彼氏は陽キャな先輩で、私なんかが付き合えるとは思っていなかったから、日々奇跡に感謝していたのを覚えている。



