アラフォーバツイチ、花ざかり。

 瞳を潤ませながら俺の首に腕を回す彼女が可愛すぎて、激しくしそうになる自分を必死に抑えた。気持ちいいと感じているのが俺だけじゃなくてよかった。

 しっかりひとつになり、吐息を漏らして真琴を抱きしめると、彼女が耳元で囁く。

「幸せ……大好き」

 さらにぎゅっと抱きつかれ、愛しさが破裂しそうなほど膨れ上がる。

 真琴がこんなふうにはっきり告白してくれたのは初めてじゃないだろうか。

「もう一回聞かせて」

 頬に手を添えてねだると、彼女は恍惚とした顔でふわっと微笑む。

「大好き、透也」

 なぜだか涙腺が緩みそうになるくらい幸せで、「俺もだ」と微笑み返して唇を寄せた。心までぴたりと重なっている実感があることが、こんなにも嬉しい。

 もう抑えるのは限界で、熱い想いを伝えるように何度も腰を打ちつける。

「ずっと、君だけを愛してる……真琴」

 乱れた呼吸の合間に告げると、同意するように頷く彼女の目尻から綺麗な涙がひと粒こぼれた。

 酸いも甘いも噛み分けてきた俺たちだから、今ここにある愛がどれだけ尊いかがわかる。この愛だけは、絶対に失くしたりはしない。