急にシビアな話になるので口の端を引きつらせてツッコむと、彼女は「いやぁ、私たちにも永遠の愛を誓った瞬間があったんだよな~と思って」と苦笑した。
確かに、俺も真琴も皆の前で愛を誓ったのだった。あの時はそれが永遠に続くと信じていたが、現実は甘くなかった。
自分の挙式を思い返しているのか、真琴は遠い目をして祭壇を眺めている。
「カトリック教では離婚は容認されてないのよね。神様の前で結ばれた神聖な契約だから、人が離しちゃいけないんだって。とすると、私たちは罪を犯してるってことになるのかな」
ぼんやりした調子で呟く彼女に、そんなはずがないという気持ちを込めて返す。
「俺たちはカトリック教徒じゃないから罪にはならない」
「真面目すぎる回答」
今度は彼女のほうがツッコんだ。
だが、もしも離婚という選択が罪になるのなら、俺たちにとってここは愛を誓うためじゃなく、懺悔するための場所に思えてくる。
「じゃあ、そのお堅い神様の前では、俺たちは共犯者だな」
不敵に口角を上げて言うと、真琴もいたずらっぽい笑みを見せた。
「透也と一緒なら、地獄に落ちても平気な気がする」
確かに、俺も真琴も皆の前で愛を誓ったのだった。あの時はそれが永遠に続くと信じていたが、現実は甘くなかった。
自分の挙式を思い返しているのか、真琴は遠い目をして祭壇を眺めている。
「カトリック教では離婚は容認されてないのよね。神様の前で結ばれた神聖な契約だから、人が離しちゃいけないんだって。とすると、私たちは罪を犯してるってことになるのかな」
ぼんやりした調子で呟く彼女に、そんなはずがないという気持ちを込めて返す。
「俺たちはカトリック教徒じゃないから罪にはならない」
「真面目すぎる回答」
今度は彼女のほうがツッコんだ。
だが、もしも離婚という選択が罪になるのなら、俺たちにとってここは愛を誓うためじゃなく、懺悔するための場所に思えてくる。
「じゃあ、そのお堅い神様の前では、俺たちは共犯者だな」
不敵に口角を上げて言うと、真琴もいたずらっぽい笑みを見せた。
「透也と一緒なら、地獄に落ちても平気な気がする」



