目を逸らして少しだけ口を尖らせる彼女を見下ろした俺は、胸が甘く締めつけられるのを感じた。
ああ、どうしてこんなに愛しいのだろう。妬かれて嬉しいという感覚も久々で、彼女の頭をぽんと撫でる。
「独占欲強めの真琴はより可愛いな。もっと妬かせたくなる」
「変なこと考えないでよね」
照れつつ注意され、俺はくすっと笑う。真琴は本当に素直だから、表情もコロコロ変わって飽きない。
でも、まだまだ知らない顔がある。たとえばすっぴんとか、寝顔とか……抱かれて感じている顔、とか。
君の弱くて気持ちのいい部分に触れた時、どんなふうにとろけて、どんな声で啼くのか、淫らな姿も全部見せてほしい。これからは、俺だけに。
ロマンチックでもなんでもない駅の構内を歩いている最中に煩悩まみれになっている自分は、なんとなく決まりが悪い。しかし欲求は膨れるばかりなので、細い手を取ってこんな提案をする。
「なあ、来週あたりどこかで一泊しないか? 仕事ひとつ片づいたし、真琴に休み合わせられるから」
「えっ、い、一泊!?」
ぴょんっと肩が飛び跳ねるほどの反応をするので、俺もややギョッとして真琴を見下ろす。
ああ、どうしてこんなに愛しいのだろう。妬かれて嬉しいという感覚も久々で、彼女の頭をぽんと撫でる。
「独占欲強めの真琴はより可愛いな。もっと妬かせたくなる」
「変なこと考えないでよね」
照れつつ注意され、俺はくすっと笑う。真琴は本当に素直だから、表情もコロコロ変わって飽きない。
でも、まだまだ知らない顔がある。たとえばすっぴんとか、寝顔とか……抱かれて感じている顔、とか。
君の弱くて気持ちのいい部分に触れた時、どんなふうにとろけて、どんな声で啼くのか、淫らな姿も全部見せてほしい。これからは、俺だけに。
ロマンチックでもなんでもない駅の構内を歩いている最中に煩悩まみれになっている自分は、なんとなく決まりが悪い。しかし欲求は膨れるばかりなので、細い手を取ってこんな提案をする。
「なあ、来週あたりどこかで一泊しないか? 仕事ひとつ片づいたし、真琴に休み合わせられるから」
「えっ、い、一泊!?」
ぴょんっと肩が飛び跳ねるほどの反応をするので、俺もややギョッとして真琴を見下ろす。



