「社長、かっ飛ばせー」
「カジさん、カッコいいー」
「もうちょっと本気で応援してくんない?」
草野球独特の緩さが面白くて、私と瑠利ちゃんが若干ふざけ気味にエールを送ると、カジさんがきっちりツッコんでくれた。
ところが、呑気に笑う私たちに、ひとり残ったカジさんはなにやら真剣な面持ちで言う。
「俺、今日は勝負の日なんだよ。ホームラン打ったら付き合ってくれって言ってあるから」
「「「え?」」」
私たちはぴたりと笑うのをやめ、三人で声をそろえた。
『ホームラン打ったら付き合ってくれ』? 誰に言ったの?
「ちょっと前に入ったマネージャーの子、実は気に入っててさ」
やや照れ臭そうに帽子を取って頭を掻く彼を見て、一瞬静寂が訪れた直後、「「きゃぁ~!」」と私と瑠利ちゃんの叫び声が響き渡った。
嘘、カジさんも好きな人がいたの!?
興奮気味になぜか手を握り合う私と瑠利ちゃん。カジさんは「ってことで、応援も気合い入れろよ!」とぶっきらぼうに言い、グラウンドへと戻っていった。
彼がいなくなった後も、私たちはマネージャーらしき女性を探して盛り上がっている。
「カジさん、カッコいいー」
「もうちょっと本気で応援してくんない?」
草野球独特の緩さが面白くて、私と瑠利ちゃんが若干ふざけ気味にエールを送ると、カジさんがきっちりツッコんでくれた。
ところが、呑気に笑う私たちに、ひとり残ったカジさんはなにやら真剣な面持ちで言う。
「俺、今日は勝負の日なんだよ。ホームラン打ったら付き合ってくれって言ってあるから」
「「「え?」」」
私たちはぴたりと笑うのをやめ、三人で声をそろえた。
『ホームラン打ったら付き合ってくれ』? 誰に言ったの?
「ちょっと前に入ったマネージャーの子、実は気に入っててさ」
やや照れ臭そうに帽子を取って頭を掻く彼を見て、一瞬静寂が訪れた直後、「「きゃぁ~!」」と私と瑠利ちゃんの叫び声が響き渡った。
嘘、カジさんも好きな人がいたの!?
興奮気味になぜか手を握り合う私と瑠利ちゃん。カジさんは「ってことで、応援も気合い入れろよ!」とぶっきらぼうに言い、グラウンドへと戻っていった。
彼がいなくなった後も、私たちはマネージャーらしき女性を探して盛り上がっている。



