「えぇっ、いつ……ていうか、〝真琴〟!? いつの間にそんなに仲よくなってたんですか!?」
さっきから驚いてばかりの吉井くんが、忙しなくてちょっと面白い。家が近所でたまに会うという話を、ピザを食べながらざっくりしておこうと思った時、依田さんが「あの」とずいっと身を乗り出してくる。
「網坂さん、でしたっけ? ちょっとお話できませんか?」
またしても凄みのある顔で言われ、なにを話そうというんだと身構えつつも、俺はひとまず了承することにした。
遠慮する吉井くんを制して俺がふたり分の代金を払い、飲食スペースの椅子に座ってまずは腹を満たした。
俺たちがご近所さんだと知った吉井くんは、名前で呼び合っていることも特になんの疑問も持たずすぐに納得してくれた。俺が真琴に気があるとは気づいていないはず。
食べ終えると、彼はこの後も仕事があるので、また飲み会で会おうと言って戻っていった。その間に客足が落ち着いたらしく、依田さんはふたり分の紙コップを持ってこちらにやってきた。
コーヒーのいい香りがするそれをありがたく受け取り、キャップを取ってふわっとしたブラウンの髪が露わになった彼に問いかける。
さっきから驚いてばかりの吉井くんが、忙しなくてちょっと面白い。家が近所でたまに会うという話を、ピザを食べながらざっくりしておこうと思った時、依田さんが「あの」とずいっと身を乗り出してくる。
「網坂さん、でしたっけ? ちょっとお話できませんか?」
またしても凄みのある顔で言われ、なにを話そうというんだと身構えつつも、俺はひとまず了承することにした。
遠慮する吉井くんを制して俺がふたり分の代金を払い、飲食スペースの椅子に座ってまずは腹を満たした。
俺たちがご近所さんだと知った吉井くんは、名前で呼び合っていることも特になんの疑問も持たずすぐに納得してくれた。俺が真琴に気があるとは気づいていないはず。
食べ終えると、彼はこの後も仕事があるので、また飲み会で会おうと言って戻っていった。その間に客足が落ち着いたらしく、依田さんはふたり分の紙コップを持ってこちらにやってきた。
コーヒーのいい香りがするそれをありがたく受け取り、キャップを取ってふわっとしたブラウンの髪が露わになった彼に問いかける。



