「今日の晩ご飯は、カップラーメンとジャンボカツ(駄菓子)とバナナオレだよ」
【これ……ご褒美なのか……?】
【まあ普段ダイエットしてるとかなら、チート飯、みたいな感じかなあ】
「ダイエットってゆーか、普段だったらママにゃが許してくれないだもん。企画だっていったら渋々OKしてくれたよ」
【猫JCのママは怖いのか。メモメモ】【ちゃんとしたママだなあ。それなのに、娘は闇落ちかあ】
「じゃ、お湯を入れてぇ。十分放置しまーす」
【長すぎないか?】【お湯入れて十分待つタイプのカップラーメンってこと?】
「ううん。五分だよ。でもね、あえての十分」
【あえての十分とは】
「十分おくとね、麺がふにゃふにゃになって、のびてておいしいんだ~」
【のびてておいしい……?】
「し・か・も! 完全に冷めてるんだよ。小珠さあ猫舌だから熱いのダメなんだ」
【十分ってもう冷めてるとかそういう問題じゃない】
「でもね、お腹いっぱいになるよ」
【そりゃ汁吸ってるからねwww】【小珠ちゃん、苦労してるんだな(スパチャ五千円)】
「十分経ったー! いっただきまーす! あー、冷めてるしのびてておいしい!」
【カップラーメンのメーカーさんが見たら涙するな。別の意味で】
こうして、「コンビニ商品だけでご褒美飯」は、初日から大好評の企画となった。
登録者数も一気に増え、他のVtuber仲間からも「観たよー。おもしろかったー」とか、「ご褒美飯ってゆーか絶望飯って感じで最高に好き」など、お褒めの言葉をもらった。
最初はこういう企画っぽい生配信、すごく不安だったけどやってみて良かった!
「今晩は最終日の夜だから豪華にいくよー!」
絶望飯もとい、ご褒美飯三日目の夜。
今日でこの企画も最後。長かったような短かったような。
最初は不安で不安でしかたがなかったけど、始まってしまえば楽しかった。
生配信にして正解だったな。飼い主たちの反応がリアルタイムで見られるのは楽しい。
「温めたパックご飯のうえに、コンビニのグラタンを乗せまーす」
【これはうまそう】
【おれもよくやるよ】
【昨夜の春雨スープにやきとりくんインしたときはどうなることかとwww】
わたしは即席ドリアを食べつつ、コメントを欄を追っていく。
そういえば、まだこの三日間でリュウさんを見かけていない。
もし、リュウさんが桐生なら、ここのところエンドさまは忙しそうだしな。
三連休だから余計に多忙なんだろうけど。
小さくため息。
あれ? 今わたし、ため息ついた?! なんで?
そっか、エンドさまに見てもらえて、反応をもらえてうれしかったんだよね。
中身が桐生であっても、エンドさまにはちがいない。
「ごちそうさまでしたー! おいしかったぁ! で、今日のデザートもスペシャル仕様だよ」
テーブルの上に、煮卵とザーサイを置く。
【デザートの定義が斬新wwwwww】【小珠ちゃん、これはおつまみっていうんだよ】【闇の猫JC改め、闇の猫おっさん】
「ふふふ……。JCっぽいアイテムもあるもんねー!」
わたしはそういって、得意気にカフェオレをテーブルに置く。
【びびったー。ビール出てくるのかと思ったわ】【カフェオレってJCっぽいアイテムか?】【いや、それよりも、ここでカフェオレが出てきたということは……】
「そうでーす。煮卵とザーサイをおつまみに、カフェオレを飲むんだよ」
【つまみって認めたwww】【煮卵とザーサイって、おれの父ちゃん(50)のチョイスで草】
「飼い主のパパと好み合いそうだね」
わたしはそういってから、ザーサイを口に入れる。
それから煮卵を食べ、その味が口から消えないうちにカフェオレを飲む。
「ぷはぁ! ダンスレッスン終わりのつまみとカフェオレ、たまらんわ~!」
【本当に飲んでるのカフェオレか?】【ダンスレッスンのご褒美がこれなの好きすぎ】
わたしはカフェオレをチビチビ飲みながら、どんどん増えていくコメント欄を必死で追う。
リュウさんはいないみたいだ。べ、別にスパチャ目当てじゃないんだからね!
エンドさま、やっぱ忙しいのかな。
まあリュウさんがエンドさまとは限らないけど……。
カフェオレを飲み終えたとき。
リュウ【間に合った。なんでつまみ食ってるんだ】
わ! リュウさんだ!
時計を見れば、エンドさまの生配信が終わったところだ。
やっぱりリュウさんはエンドさまなのかなあ……。
リュウ【ダンスレッスン、おつかれさま(スパチャ14106円)】
今日はだいぶ細かい額のスパチャだな。
あれ? この数字どこかで見た気が……。
そうだ。エンドさまがおむすびからのスパチャでもらってた数字。
【エンドさま、あいしてる(スパチャ14106円)】だ。
じゃあ、これ……あいしてる?
そうだとしたら、リュウさんは桐生ではないな。
桐生がわたしにメッセージつきのスパチャをくれなら、
187812(嫌な奴)とか5924(穀潰し)とかにしそう。
なーんだ、リュウさんじゃないのか。
でも、いつも太っ腹の飼い主には感謝しなきゃ!
【これ……ご褒美なのか……?】
【まあ普段ダイエットしてるとかなら、チート飯、みたいな感じかなあ】
「ダイエットってゆーか、普段だったらママにゃが許してくれないだもん。企画だっていったら渋々OKしてくれたよ」
【猫JCのママは怖いのか。メモメモ】【ちゃんとしたママだなあ。それなのに、娘は闇落ちかあ】
「じゃ、お湯を入れてぇ。十分放置しまーす」
【長すぎないか?】【お湯入れて十分待つタイプのカップラーメンってこと?】
「ううん。五分だよ。でもね、あえての十分」
【あえての十分とは】
「十分おくとね、麺がふにゃふにゃになって、のびてておいしいんだ~」
【のびてておいしい……?】
「し・か・も! 完全に冷めてるんだよ。小珠さあ猫舌だから熱いのダメなんだ」
【十分ってもう冷めてるとかそういう問題じゃない】
「でもね、お腹いっぱいになるよ」
【そりゃ汁吸ってるからねwww】【小珠ちゃん、苦労してるんだな(スパチャ五千円)】
「十分経ったー! いっただきまーす! あー、冷めてるしのびてておいしい!」
【カップラーメンのメーカーさんが見たら涙するな。別の意味で】
こうして、「コンビニ商品だけでご褒美飯」は、初日から大好評の企画となった。
登録者数も一気に増え、他のVtuber仲間からも「観たよー。おもしろかったー」とか、「ご褒美飯ってゆーか絶望飯って感じで最高に好き」など、お褒めの言葉をもらった。
最初はこういう企画っぽい生配信、すごく不安だったけどやってみて良かった!
「今晩は最終日の夜だから豪華にいくよー!」
絶望飯もとい、ご褒美飯三日目の夜。
今日でこの企画も最後。長かったような短かったような。
最初は不安で不安でしかたがなかったけど、始まってしまえば楽しかった。
生配信にして正解だったな。飼い主たちの反応がリアルタイムで見られるのは楽しい。
「温めたパックご飯のうえに、コンビニのグラタンを乗せまーす」
【これはうまそう】
【おれもよくやるよ】
【昨夜の春雨スープにやきとりくんインしたときはどうなることかとwww】
わたしは即席ドリアを食べつつ、コメントを欄を追っていく。
そういえば、まだこの三日間でリュウさんを見かけていない。
もし、リュウさんが桐生なら、ここのところエンドさまは忙しそうだしな。
三連休だから余計に多忙なんだろうけど。
小さくため息。
あれ? 今わたし、ため息ついた?! なんで?
そっか、エンドさまに見てもらえて、反応をもらえてうれしかったんだよね。
中身が桐生であっても、エンドさまにはちがいない。
「ごちそうさまでしたー! おいしかったぁ! で、今日のデザートもスペシャル仕様だよ」
テーブルの上に、煮卵とザーサイを置く。
【デザートの定義が斬新wwwwww】【小珠ちゃん、これはおつまみっていうんだよ】【闇の猫JC改め、闇の猫おっさん】
「ふふふ……。JCっぽいアイテムもあるもんねー!」
わたしはそういって、得意気にカフェオレをテーブルに置く。
【びびったー。ビール出てくるのかと思ったわ】【カフェオレってJCっぽいアイテムか?】【いや、それよりも、ここでカフェオレが出てきたということは……】
「そうでーす。煮卵とザーサイをおつまみに、カフェオレを飲むんだよ」
【つまみって認めたwww】【煮卵とザーサイって、おれの父ちゃん(50)のチョイスで草】
「飼い主のパパと好み合いそうだね」
わたしはそういってから、ザーサイを口に入れる。
それから煮卵を食べ、その味が口から消えないうちにカフェオレを飲む。
「ぷはぁ! ダンスレッスン終わりのつまみとカフェオレ、たまらんわ~!」
【本当に飲んでるのカフェオレか?】【ダンスレッスンのご褒美がこれなの好きすぎ】
わたしはカフェオレをチビチビ飲みながら、どんどん増えていくコメント欄を必死で追う。
リュウさんはいないみたいだ。べ、別にスパチャ目当てじゃないんだからね!
エンドさま、やっぱ忙しいのかな。
まあリュウさんがエンドさまとは限らないけど……。
カフェオレを飲み終えたとき。
リュウ【間に合った。なんでつまみ食ってるんだ】
わ! リュウさんだ!
時計を見れば、エンドさまの生配信が終わったところだ。
やっぱりリュウさんはエンドさまなのかなあ……。
リュウ【ダンスレッスン、おつかれさま(スパチャ14106円)】
今日はだいぶ細かい額のスパチャだな。
あれ? この数字どこかで見た気が……。
そうだ。エンドさまがおむすびからのスパチャでもらってた数字。
【エンドさま、あいしてる(スパチャ14106円)】だ。
じゃあ、これ……あいしてる?
そうだとしたら、リュウさんは桐生ではないな。
桐生がわたしにメッセージつきのスパチャをくれなら、
187812(嫌な奴)とか5924(穀潰し)とかにしそう。
なーんだ、リュウさんじゃないのか。
でも、いつも太っ腹の飼い主には感謝しなきゃ!



