私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「それで俺、考えたんだけどさ。この中に裏切り者はいないと思ってる」

「いないって…。じゃあ、どうしてオレたちしか知らないヒミツを生徒会が知ってたんだよ」

「そうだよ。説明がつかない」

「ていうか、どうして七星はおれたちのこと信じられんの?だれかが嘘ついてるかもしれないのに」


もしかしたら、大志や真尋や風雅は、俺のことも疑っているかもしれない。

だからって、俺はみんなを疑わない。


「俺は、みんなこと信じてる。だって、初めてできた友だちだから」


そうして、俺はこの輝学園にくるまでのことを初めて語った。


俺は生まれつき体が弱く、入退院を繰り返してきた。

だから、まともに小学校も行けてなくて、そのせいで友だちもつくれなかった。


ただ成長していくにつれて体も丈夫になり、徐々に普通の生活を過ごせるようになってきた。


中学は、たくさん楽しむぞ!

そう思っていた矢先――。


中学入学してすぐに、大きな病気が見つかった。

その治療で、また長期間の入院を余儀なくされた。


中学1年生のほとんどの時間を治療にあてたおかげで、幸い病気は完治。

再発の心配もないとされ、ようやく俺は中学2年生から本来の学生生活を送ることができるようになった。


でも、友だちもいない元の中学からやり直す気力は起こらず――。