私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「この中に、玲音の情報を生徒会に売ったやつがいるってことか?」

「は!?だれだよ!」

「ボ…ボクじゃないよ!?」

「でも、オレたちの中にいるのは明らかだろ…!」


風雅と大志と真尋が言い争う。


「言えよ!だれが生徒会とつながってんだよ!」

「おれは知らねぇよ」

「なんで風雅はそんなに冷静なんだよ!怪しくないか!?」

「そういう大志くんこそ、風雅くんに濡れ衣を着せようとしてるんじゃないの?」

「…ちょっと落ち着けって!」


俺はなんとか3人の間に割って入る。

ここでこんなことでケンカしていたら、声を聞きつけた先生たちがやってくるかもしれない。


「いったん冷静になろうよ」

「七星、そんな悠長なこと言ってられねーよ。この中に犯人がいるかもしれねーのにっ」

「“犯人”って…。大志、さっきから決めつけすぎだろ。おれ先帰るわ」

「逃げんなよ、風雅!」

「…ボクも。居心地悪いから、帰るね」


そうして、散り散りになって帰っていった。

俺は玲音といっしょに寮まで帰ったが、会話はなかった。


玲音は自ら身バレするようなことはしないはずだから、今回の件には無関係だ。

俺だって、絶対にそんなことしない。


となると、他の3人のだれか…ということになる。


でも、みんな俺の大事な仲間だ。