私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

…まさかの、思いも寄らない手紙だったのだ。

宛名には、ご丁寧に【生徒会】の文字が。


や…、やばいっ。

どうしよう、どうしよう、どうしよう…!!


【本日、授業が終わり次第、3階多目的室にひとりでくるように。こなければ、アオハル部員に連帯責任を課す】


女子からの告白の呼び出しではなく、生徒会からの呼び出し…!


ひとまず、同じクラスの大志と風雅に相談しようと思った。

しかし、この文面を見る限り、他のアオハル部員の名前は記載されていない。


ということは、身バレしたのは俺だけ…?


「…よかった」


俺は、ほっとしてつぶやいた。


みんなバレたらマズイと思ったけど、呼び出されたのが俺だけで安心した。

もしここで俺が大志と風雅に話したら、ふたりも生徒会に目をつけられてしまうかもしれないもんな。


だから、言わない。


ひとまず、手紙を机の中にしまう。

冷静を装ってみたけど、内心、生徒会から呼び出されたという恐怖で、心臓はバクバク、冷や汗がだらだらと流れていた。


その日の授業内容なんて、一切耳に入らない。

刻一刻と、呼び出しの時間が迫っていた。


「それでは、今日の授業はここまでです」


その日の6限の授業が終わった。

終礼も、加藤先生が簡単な連絡事項だけ伝え、あっさりと終了。