私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「ガチかくれんぼ、楽しかったね」

「ああ。でも、こんなことなら動画取っておけばよかった」


風雅は悔しそうにスマホに目を移す。

そんな風雅の肩に、俺は手を置いた。


「べつにいいじゃんっ。楽しかったんだから、それで」


動画を配信して、みんなと楽しさを共有するのもいいけど、そもそも俺はアオハル部で楽しめたらそれでいいんだから。


「ガチかくれんぼ、夜にするっていうのが青春ぽくてよかった!」

「七星が青春認定するなら、撮ってなくても大成功じゃない?」

「そうだな。おれもガチになったし」

「まあでも、一番のガチは大志くんだね」

「え、オレ?やったー!がんばった甲斐があったぜ」


内申点をかけたガチかくれんぼは、スリルがあってハラハラした。

しかし、せっかく温泉で体を流したというのに、すっかり汗をかいてしまった俺たちは、結局部屋でシャワーを浴び直すことになるのだった。