「どうせ鍵がかかってるんだから、こんなところを確認するよりも、他を探すか」
そう言って、警備員は備品倉庫から出ていった。
俺は冷や汗をだらだらと流しながら、ほっと息をつく。
実は、最後の棚の中に俺は隠れていた。
物陰じゃ絶対見つかると思って、他に隠れる場所を探していた俺は、一番奥にある棚だけ鍵がかかっていないのに気づいた。
そこに身を潜め、気配を消した。
これが、子どもが鬼だったら棚をすべて確認されていたかもしれないが、鬼は大人。
大人なら、それまでの棚にすべて鍵がかかっているなら、全部に鍵がかかっていると学習するはず。
俺はそれを逆手に取って、普通ならすぐに見つかりそうな鍵のかかっていない棚にあえて隠れたのだ。
「みんなはどこに隠れたんだろう」
俺は、あとの4人を探しにいくことにした。
真尋は、たくさんマネキンが置かれた部屋で、マネキンのフリをして、じっとしてその場をやり過ごし――。
風雅は応接室で、警備員が一度は確認したソファやテーブルの陰を移動しながら、延々警備員のあとをついて隠れていたらしい。
玲音に関しては、なにもない部屋に隠れていた。
隠れていたというか、柱と柱のちょうど陰になるところに入り込んで、静かに座っていただけ。
そう言って、警備員は備品倉庫から出ていった。
俺は冷や汗をだらだらと流しながら、ほっと息をつく。
実は、最後の棚の中に俺は隠れていた。
物陰じゃ絶対見つかると思って、他に隠れる場所を探していた俺は、一番奥にある棚だけ鍵がかかっていないのに気づいた。
そこに身を潜め、気配を消した。
これが、子どもが鬼だったら棚をすべて確認されていたかもしれないが、鬼は大人。
大人なら、それまでの棚にすべて鍵がかかっているなら、全部に鍵がかかっていると学習するはず。
俺はそれを逆手に取って、普通ならすぐに見つかりそうな鍵のかかっていない棚にあえて隠れたのだ。
「みんなはどこに隠れたんだろう」
俺は、あとの4人を探しにいくことにした。
真尋は、たくさんマネキンが置かれた部屋で、マネキンのフリをして、じっとしてその場をやり過ごし――。
風雅は応接室で、警備員が一度は確認したソファやテーブルの陰を移動しながら、延々警備員のあとをついて隠れていたらしい。
玲音に関しては、なにもない部屋に隠れていた。
隠れていたというか、柱と柱のちょうど陰になるところに入り込んで、静かに座っていただけ。



