私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「うん。ぼく、あんまり騒がれるの好きじゃないからね。“Amane”は、“天羽玲音”の“天”と“音”をとってAmane」


Amane本人から芸名の由来を聞けて、ファンとしては尊すぎる。


「じゃあ、たまに学校休んだり出かけてるのも…」

「そう。仕事が入っちゃったりするから」


前に、ガチかくれんぼする予定が、玲音がこれなくて風雅の部屋でモンアタをしたことがあった。

その日は、生放送の歌番組のスケジュールが入っていたからだった。


モンアタの休憩の合間に、ちょうど歌番組でAmaneを見ていたけど、あれが玲音だったとは。


「じゃあますます、とくに玲音は、Amaneのことも含めて身バレするわけにはいかないね」

「そこはファンとして、俺がAmaneを守ってみせます」

「だから七星、普通にしてよ。ぼくが接しづらいじゃん」


こうして俺たちは、ひょんなことから玲音のヒミツを知るこことなった。



「気持ちよかったな〜」

「またこようよ」


ゆっくりと温泉に浸かってポカポカになった俺たちは、部屋に戻ることにした。

すると、しんと静まり返った廊下から、俺たち以外の足音が聞こえてきた。


気味の悪さに、思わず足を止める。


「な…なに?」

「だれかいるのか?」