私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「え…、どういうこと?」

「…本物?」

「なんでAmaneがここに!?」

「えええええええ!信じらんないっ…。俺、Amaneの大ファンです。握手してください」

「七星、なに改まってるの。ぼくだよ、玲音だよ」


と言われても、玲音だけどAmaneなんだから、もうわけがわからない。


たしかに、玲音はAmaneと同じ茶髪。

ギターもうまい。


だからって、丸メガネをかけた髪の毛ボサボサの玲音が、実は人気アーティストのAmaneだなんて、だれが想像しただろうか。


「今まで俺、本人の前でAmaneについて語ってたとかはずすぎるんだけど!」

「ふふふ、でもぼくはうれしかったよ。画面上のコメントじゃなくて、直接ファンの声が聞けて」


まだ信じられないけど、俺…Amaneと会話してるんだ。


「だから、動画の編集にも詳しかったんだ」

「うん。Amaneの動画配信は、全部自分で編集してるから」

「Amaneとしての活動も忙しいっていうのに、アオハル部の活動もしてくれるなんて…!玲音、お前いい人すぎだろぉー!」

「あ、また大志くんが泣いてるー」


でも、本当に大志の言うとおりだ。

玲音がいなきゃ、ここまで動画がバズることはなかっただろうから。


「でも、なんで“Amane”?本名で活動しねぇの?」