私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「お宝探しみたいで楽しかったね」

「でもおれは、見つからなかったらどうしようかと思ったぜ」

「それはそれで、ここへくるまでは肝試しみたいで青春!て思ったけど、俺は」

「七星にかかれば、なんでも青春になるんだね」

「そういう七星、オレは好きだぞー!」


正直俺は、温泉があってもなくてもどっちでもよかった。

夜にみんなでどこかへ行くっていうのが青春すぎるだろ!


風呂の準備が整うと、大志が思いきり温泉に向かって走っていった。


「ひゃっほーい!」


そう言って、温泉に思いきりダイブした。


「あっ!ずりーぞ、大志!」


スーパー銭湯とかだと、そんなことできないもんな。

俺もしたい!


大志に続いて、温泉へと駆けていく。


「ひゃっほ――」


と言いかけた瞬間、思いきり足を滑らせてすっ転んでしまった。


「いっ…てぇー!」

「バカだな、七星は」

「七星くん、大丈夫!?」 


真尋は俺の心配をして起き上がらせてくれたというのに、風雅はその横を素通りして静かに温泉に浸かる。

こんにゃろー!


それにしても、ちょうどいい湯加減だった。

部屋の浴槽と違って、ここならめいっぱい足も伸ばせる。


「玲音も早くこいよー!」

「今行くよ」 


最後に玲音が入ってきた。

さすがにここではメガネを外している。