私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

アオハル部の動画編集には欠かせない玲音だが、頻繁にどこかに出かけていて忙しそうだ。


寮は広く、ただただ1時間歩きまわっているだけでなんの進展もない。


しかし、寮の案内図を発見。

寮の5階の端に気になるスペースを見つけたので向かってみることにした。


〈本当にこっちで合ってるの?〉

〈わからねぇ。でも時間的にもここじゃなかったら、今日はあきらめるしかないな〉


そのとき――!


〈…んっ?なんか変な匂いがする〉


突然、大志が鼻をクンクンと動かしはじめた。


〈えっ、犬!?〉

〈ポチって名前のまんまじゃん〉


ここでまさかの大志が優れた嗅覚を発揮する。


〈お前ら、わからねーの?腐った卵の匂いがするだろ?〉

〈ボクは全然わからなーい〉

〈俺も〉

〈でも、待って。腐った卵の匂いって、それって硫黄臭じゃない?〉

〈じゃあ、温泉が近いぞ!ナイス、ポチ!〉

〈お?オレ、役に立った感じ?〉


大志の嗅覚を頼りに進むと、案内図で気になっていた部屋へとやってきた。

そして、ゆっくりとドアを開けると――。


なんとそこは脱衣所になっていた。

そして、その奥には温泉が引き上げられた大浴場があった。


〈本当にあった…〉

〈やったー!秘湯探し、大成功だー!〉


そこでいったんカメラを止める。