私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

いよいよだ…!

うれしくなった俺は、先生からボールペンを借りるとその場で記入した。


①部活内容は――。

【青春っぽいことをして、それを動画配信する】…っと。


そして、②部活名は――。

野球やサッカーをするんだったら、そのまま『野球部』や『サッカー部』になるんだろうけど。


「なににする?」


俺は他の4人に目を向けた。


「ん〜…、『動画配信部』?」

「でも、動画配信って後付けで決まったことじゃない?」

「そんなの、パッション部一択だろ!」

「いやいや、パッションしすぎてるのは大志だけだし!」


肝心の部活名を考えるのを忘れていた。


「もともとの七星の目的でいくなら、『青春部』になるけど…」


あごに手をつきながら考えていた玲音が静かに語った。


「そうだよ、『青春部』!それなら部活内容もなんでもアリだし、ボクはいいと思うな」

「たしかにそうだけど、なんか堅くない?オレはもっと、わー!て楽しそうな響きがいいな」

「どんな響きだよ。大志の感覚が主観的すぎる」


みんなが案を出してくれるから聞く側にまわっていたが、全然まとまらない。

今の話だと、『青春部』が最有力候補だけど――。


「“アオハル部”…」


俺は、なんとなく頭の中に浮かんだ言葉をぽつりとつぶやいた。