私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「だったらさ」


すると、風雅がある提案をした。


「4人で何分で食べられるか、チャレンジしてみようぜ」


それを聞いて、俺はポンッと手をたたいた。


「それ、いいな!大食いチャレンジだ」

「イイね〜。ちょうど腹も減ってたし♪」


もちろん大志も乗ってくれた。


「え…、手伝ってくれるの?」

「うん。どうせ食べるなら、おもしろくしようよ!」


ということで、デカプリンを前にして、時計とスマホをセッティングした。

せっかくだから、完結するまでを動画に撮ってみることにした。


「それじゃあ、いくよ?」

「ああ!」

「おう」

「ボク、こう見えて大食いだよ」


俺の「スタート!」の合図とともに、4人一斉にプリンにスプーンを突き刺した。

その反動で、プリンがプルルンと揺れる。


初めは快調。

甘さも控えめで食べやすい。


しかし、時間がたつことに徐々にペースが落ちてきて――。


「しゅ…、終…了……」


完食できたのは、スタートから52分後だった。


「これって、…早いの?…遅いの?」

「わかんねぇ…。だって、こんなにデカイの食べたことねーもん」

「…おれ、もう1年くらい…プリンいらねぇかも」

「うっぷ…。ボクも」


お腹がはち切れそう俺たちは、イスからひっくり返った。

でも、同時に笑いが込み上げる。