私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

黄色くて、目を凝らすと、プルンプルンとかすかに揺れている。


なんとそれは、マンガで出てきそうな、ありえないほどの大きさの巨大プリンだったのだ…!


なんで!?…プリン!?

いや、現実的にこのサイズ…おかしいだろ!


「プリン…、だよな」

「プリン…、だな」


俺たちはゆっくりとプリンに近づく。

巨大すぎて、逆にこわい。


「見ろよ。甘い匂いってのは、このカラメルソースだ」


そう言って、風雅はコンロの上にあった片手鍋を手に取った。

そこには、ほんのりと香ばしくも甘い、茶色いカラメルソースが大量に作られていた。


「それにしても、カラメルソースもすごい量だ」

「このプリンにかけるとなると、これくらいの量にもなるだろ」

「どっちにしても、おいしそうだからちょっと味見しちゃおっと♪」


大志は、調理台の棚からスプーンを取り出すと、そっとプリンに近づけた――そのとき。


「…わあああああああ!!やめろぉー!!」


突然悲鳴が響いて驚いて目を向けると、ドアのそばでピンク髪のヤツが立ちつくしていた。


「ボクの作品に触るなぁ!!」


ピンク髪は猛ダッシュで駆けてくると、俺たちとプリンの間に入り込んで死守した。


「なっ…なんだ、こいつ!?」


ものすごいスピードに、俺と風雅を顔を見合わせる。