私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「えっ、全然ないじゃん」


ずっと動画を回し続け、みんなで流れ星を探していたが――。

結局、ひとつも見つからなかった。


「こんなに待ったのに、撮れ高ゼロか…」

「完全に企画倒れっすね」


新しく入ったメンバーは、ため息をついて肩を落とす。

それを聞いて、俺たちはクスッと笑った。


「そりゃ、いつもいいもの撮れるわけじゃねぇよ」

「そうそう。楽しいだけじゃないもんね」

「それに、うちの部長に言わせたら、今日のことはべつに無駄なことじゃないから」

「“ぶちょー”、みんなに言ってやってよ。撮れ高はなかったけど、こうして夜に、部活動のためにみんなで集まったことそのものが――?」


大志が振ってくる。

だから俺は、満面の笑みでこう言ってやった。


「それって青春じゃん!」



Fin.