この学園に、声があふれている。
「みなさん、静かに。今は私語厳禁ですよ――」
「もう1回したい!」
「うん!それに、今まで話したこともない子とも話せて、ちょっと友達になった気分」
「ああ。今度、みんなでやろーぜ!鬼ごっこだけじゃなく、やってみたいこと全部!アオハル部みたいに!」
「「やろう!やろう!」」
花房会長が呼びかけても、全校生徒たちの声は止まない。
生徒会の声なんて、今の彼らには届いていない。
「花房会長!こんなにおもしろい企画を与えてくださって、ありがとうございます!」
「「ありがとうございます!」」
「…は?私はべつに、楽しませようとしたわけではっ…」
予想外の反応に、あの花房会長がたじろいている。
「今度はいつ開催されますか!?」
「次、オレが逃げる側をやってみたいです!」
「あたしもー!」
今、目の前にいるのは、俺が転校してきたころの学園の風景ではない。
だれかと話し、遊び、笑い合うことを楽しいと思える心を取り戻した生徒たちであふれていた。
「は…花房会長。大変申し上げにくいのですか…」
会長の側近の生徒メンバーが、おずおずと花房会長に話しかける。
「…実は、僕も楽しかったです」
「ぼ、ぼくもっ…」
「お前たちもだと!?」
「みなさん、静かに。今は私語厳禁ですよ――」
「もう1回したい!」
「うん!それに、今まで話したこともない子とも話せて、ちょっと友達になった気分」
「ああ。今度、みんなでやろーぜ!鬼ごっこだけじゃなく、やってみたいこと全部!アオハル部みたいに!」
「「やろう!やろう!」」
花房会長が呼びかけても、全校生徒たちの声は止まない。
生徒会の声なんて、今の彼らには届いていない。
「花房会長!こんなにおもしろい企画を与えてくださって、ありがとうございます!」
「「ありがとうございます!」」
「…は?私はべつに、楽しませようとしたわけではっ…」
予想外の反応に、あの花房会長がたじろいている。
「今度はいつ開催されますか!?」
「次、オレが逃げる側をやってみたいです!」
「あたしもー!」
今、目の前にいるのは、俺が転校してきたころの学園の風景ではない。
だれかと話し、遊び、笑い合うことを楽しいと思える心を取り戻した生徒たちであふれていた。
「は…花房会長。大変申し上げにくいのですか…」
会長の側近の生徒メンバーが、おずおずと花房会長に話しかける。
「…実は、僕も楽しかったです」
「ぼ、ぼくもっ…」
「お前たちもだと!?」



