だから、いつも昼休みは静かだけど…。
〈お昼休み中に失礼します。生徒会会長の花房賢一です〉
スピーカーから聞こえた花房会長の声に、俺たちは思わず肩がビクッと反応した。
なぜ、花房会長が放送を…?
〈突然ですが、みなさんにお知らせがあります〉
「お知らせ?」
「なんだろう」
みんなで顔を見合わせる。
〈次の5限目は、全クラス自習とします〉
「自習!?」
「そんなことができるのか?」
普通なら、生徒会長の一存では決められない。
でもこの輝学園は、生徒会が最高権力だからできてしまうのだろう。
〈そして、その自習中にみなさんにやってもらいたいことがあります。それは――“鬼ごっこ”〉
花房会長から、まさかそんな言葉が出てくるとは思わなくて、拍子抜けしてしまった。
「鬼ごっこって、本気?」
「なんだ?とうとう会長も頭のネジが外れちまったか?」
そんなことを言って笑っていたけれど――。
〈このゲームにおいて、鬼はみなさん自身です。そして、捕まえるべきターゲットは、“アオハル部”〉
その瞬間、一瞬にして血の気が引いた。
花房会長がとんでもないことをしでかそとしているのが嫌でも想像がついた。
〈このすばらしき学園に、青春だのというおちゃらけた思想は不要なのです。また最近、そのアオハル部に触発されている生徒たちも見かけるようになりました。これは、由々しき事態です〉
〈お昼休み中に失礼します。生徒会会長の花房賢一です〉
スピーカーから聞こえた花房会長の声に、俺たちは思わず肩がビクッと反応した。
なぜ、花房会長が放送を…?
〈突然ですが、みなさんにお知らせがあります〉
「お知らせ?」
「なんだろう」
みんなで顔を見合わせる。
〈次の5限目は、全クラス自習とします〉
「自習!?」
「そんなことができるのか?」
普通なら、生徒会長の一存では決められない。
でもこの輝学園は、生徒会が最高権力だからできてしまうのだろう。
〈そして、その自習中にみなさんにやってもらいたいことがあります。それは――“鬼ごっこ”〉
花房会長から、まさかそんな言葉が出てくるとは思わなくて、拍子抜けしてしまった。
「鬼ごっこって、本気?」
「なんだ?とうとう会長も頭のネジが外れちまったか?」
そんなことを言って笑っていたけれど――。
〈このゲームにおいて、鬼はみなさん自身です。そして、捕まえるべきターゲットは、“アオハル部”〉
その瞬間、一瞬にして血の気が引いた。
花房会長がとんでもないことをしでかそとしているのが嫌でも想像がついた。
〈このすばらしき学園に、青春だのというおちゃらけた思想は不要なのです。また最近、そのアオハル部に触発されている生徒たちも見かけるようになりました。これは、由々しき事態です〉



