センパイを好きでいてもいいですか?

もうすぐ圭太は小学校を卒業する。
それがりい紗はたまらなく嫌なのだ。

「けいちゃん、このお花あげる」

りい紗はそう言うと、ワスレナグサを圭太に渡した。

「ちょっ…💦
りい紗ちゃん、それ学校の花💦」

慌てている圭太をよそに、りい紗は平然としている。

「いいの」

あまりにも毅然とした態度に、圭太はたじろぎながらもワスレナグサを受け取った。

ワスレナグサの花言葉は、

『わたしを忘れないで』。


どうか、けいちゃんが中学校に行ってもわたしのことを忘れませんように…。