一方私だけは、 両手合わせ懇願するように何回もお辞儀した。 「なんだ、これ、 榎木のかー」 まさか自分の名前を知ってもらえてるなんて 恥ずかしかった。 何度も頷く私に、 「じゃー外で待ってやっから 探しに来なー」 外。範囲広すぎやしませんか。