君と見た花火を忘れない



下に居たのは紛うことなきはすみんこと蓮見呉羽(ハスミクレハ)だった。

きゃああああっ

私が窓から下を覗き込む行為から不審に思ったのか、後ろの席の女子が黄色い声で叫ぶ。

筆頭に他の女子が誘い込まれる。

後ろの女子はアリーナ席にいるよう赤面しながら顔を両手で覆い隠すように座っていた。


ミニスカから伸びるしなやかな足も閉じていた。緊張からか。