明坂高校生徒会はこんなもんやで!

 ……最後の大仕事や
とうとう、最終日を迎えた明坂高校文化祭。
生徒会は、最後の仕事である、『有志の出し物』の準備に取り掛かっていた。

(田中先生)「――で、役割は田辺が司会、松原が音響、宮浦と真辺が誘導で合ってる?」
「「「「はい」」」」
(田中先生)「じゃあそろそろ、位置に付いといて。なんかあったら、俺は上手側の外に居るし」

田辺は、舞台袖で始まりを待ち、松原は音響装置のある長机に行き、宮浦と真辺は田中先生と共に上手側の外で待っている、出演者を誘導しに向かった。

(宮浦)「1番目の方は舞台袖で待っておいてください」
(真辺)「えっと――全グループ揃ってるね」
(宮浦)「そうですね。これなら誘導要らない気もしますね」
(真辺)「せやね。リハもやってるって聞いてるし」
(宮浦)「これやと田辺の方が心配ですね。時間オーバーした組を制止するのも田辺ですし」
(真辺)「……じゃあここは私がやっとこうか?」
(宮浦)「えっ……良いんですか?」
(真辺)「そんなすること無さそうやし。1人でも大丈夫やと思う。最悪、田中先生に助け求めるから」
(宮浦)「……分かりました。じゃあ田辺見てきます」
(真辺)「はいよー……」


(宮浦)「優斗、大丈夫?」
(田辺)「あれ?誘導に行ったんじゃないんですか?」
(宮浦)「あっちは大丈夫そうやったし、退場の誘導しようかなって思って。後こっち、ワンオペキツそうやし」
(田辺)「ありがとうございます」
(宮浦)「じゃあ、頑張って!!」
(田辺)「はい!!」

そんなやり取りの後、ほぼ全生徒が集まった生徒会企画が始まり、無事何事もなく終わることができた。
そして閉会式を終えた生徒会は、少し片付けをした後に田中先生の元に集まっていた。

(田中先生)「みんなお疲れ様!!めちゃくちゃ良かったで」
(宮浦)「田中先生も結構ハードそうでしたね(笑)」
(田中先生)「みんなほどでは無いけどな(笑)。で、また体育祭の時にお世話になるけどよろしくな」
(真辺)「スパン短いのどうにかならんのかな」
(田中先生)「んー、2年の修学旅行と被るし無理そうやね」

そんなやり取りの後、生徒会はそれぞれ帰路につくのであった。