○紫織の通う大学・食堂(夜)
本を読んでいる紫織
紫織「えっ?」
○(回想)住宅街
徒歩で下校中の理久と翼。紫織の家の前を通り過ぎる柊斗が何となく目に留まり、逸らそうとした時、紫織がカーテンの隙間から柊斗を悲しげに眺めていることに気づく。
理久の声「その後も見かける度に、あなたは悲しそうで。まさかとは思っていたけど、2部の人だと分かれば、あなたが抱える悩みはすぐに分かった」
○(戻って)紫織の通う大学・食堂(夜)
本を読んでいる紫織。
理久の声「どうしてそこまで。と、あなたは言ったけど、僕はただあなたの笑っている顔が見たかった。悲しんでいる姿を見たくなかった。それだけです。それだけで、気づけば数年ぶりの夜の街に繰り出していました。あの日、ダメだと分かっていながら、行く必要も無いと分かっていながら、あなたの1番の笑顔が見たくて、好きな人と話すあなたの笑顔が見たくて。後先考えずに行動してしまい両親にはたくさんの心配と迷惑をかけました。でも、こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、僕はあの5ヶ月を後悔していません。あなたに出会えて良かった。2分の1の世界が1つになることを祈り続けます」
本を閉じぽろぽろと涙を流す紫織。
○同・講義室(夜)
前列に座っている裕也。教室に入ってくるなり真っすぐに裕也の元にやってくる紫織。
紫織「連絡先を教えてください」
裕也「(微笑み)貸し1ですね」
本を読んでいる紫織
紫織「えっ?」
○(回想)住宅街
徒歩で下校中の理久と翼。紫織の家の前を通り過ぎる柊斗が何となく目に留まり、逸らそうとした時、紫織がカーテンの隙間から柊斗を悲しげに眺めていることに気づく。
理久の声「その後も見かける度に、あなたは悲しそうで。まさかとは思っていたけど、2部の人だと分かれば、あなたが抱える悩みはすぐに分かった」
○(戻って)紫織の通う大学・食堂(夜)
本を読んでいる紫織。
理久の声「どうしてそこまで。と、あなたは言ったけど、僕はただあなたの笑っている顔が見たかった。悲しんでいる姿を見たくなかった。それだけです。それだけで、気づけば数年ぶりの夜の街に繰り出していました。あの日、ダメだと分かっていながら、行く必要も無いと分かっていながら、あなたの1番の笑顔が見たくて、好きな人と話すあなたの笑顔が見たくて。後先考えずに行動してしまい両親にはたくさんの心配と迷惑をかけました。でも、こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、僕はあの5ヶ月を後悔していません。あなたに出会えて良かった。2分の1の世界が1つになることを祈り続けます」
本を閉じぽろぽろと涙を流す紫織。
○同・講義室(夜)
前列に座っている裕也。教室に入ってくるなり真っすぐに裕也の元にやってくる紫織。
紫織「連絡先を教えてください」
裕也「(微笑み)貸し1ですね」
