2分の1の世界

○理久の部屋
ベッドで携帯を触る理久。紫織とのメッセージのやり取りを消す。

理久の声「過ごした日々を自ら消さなければいけない辛さを知りました」

○紫織の通う大学・食堂(夜)
涙を流しながら読む紫織。

○理久の部屋
パソコンであとがきを書いている理久。

理久の声「知る必要のない辛さを与えてくる世界で、あなたに恋をしました」

理久、あとがきに「あなたが好きです」と打つ。

理久の声「あなたが好きです。あなたと過ごせた5ヶ月をここに記します。最後に1つ黙っていたことがあります。黙っていたというか、聞いてもらえなかったという方が正しいけど。あなたが僕を見つけるよりもずっと前から、僕はあなたを知っていました」