でも、6年生になった今思った。もう少し保健室に行っても良かったかもしれないと。
無藤先生が帰ってきた。その手にはパソコンが。
何か仕事でもするのだろう。
「ひま?何か本でも読む?図書室から借りてくるよ?」
「えっと…いいですか?」
「わかったじゃあ、図書の先生に持ってきてもらうね。」
先生が持ってきてくれた本は、恋愛系だった。
いや、恋愛で悩んでるのにな…と思うけれど、さすがに失礼なのでやめておく。
「ありがとうございます。」
「はい。えっと、授業時間終わっちゃうから、保健室に戻るね。」
「あっはい。」

