春、誘う

一方有紗は
血の気がひいたのか、よなよなと座り込んだ。


一番最初に庇って欲しかったのに、このよくわからない転校生?に罪を被されようとしているのに。


しかもさっき委員長って言ったな?私は二年半不登校だったのになぜわたしの身辺を把握している…?


「わ、わたしは…」


どう言えばいいのか分からない。
否定してもこの猿がどこまで言いくるめにくるか、
分からないからだ。

有紗は使えないし。絶望だ。