春、誘う


目の前にいる高坂奈緒。

年齢は希しくも同じ15。

俺の心は踊った。

一緒に歳を重ねていけるんだって。


一方奈緒の方は不快感真っ盛りで
一度も笑みをみせてくれない。

緊張してるんだろう。

いや、気が動転してるのか。


まさか自分の家が解体されて百年以上続いた古民家が

鬼龍院の家と合体だなんて。