合格発表の日。 掲示板に自分の番号を見つけた瞬間、 「…あった」 思わず声が出た。 振り返ると、後ろに颯斗が立っていた。 「だから言っただろ」 そう言って、ぽんっと頭を軽く叩く。 「合格おめでとう」 その一言で、胸がいっぱいになった。 颯斗と同じ高校。 やっと、同じ場所に立てる。 颯斗の隣に、もう一度並べる。 そう思った。