精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道

瑛亮くんがスマートフォンを持たされると、メールのやり取りを開始した。でも、自分が送ってばかりだった。なぜメールを返さないのか訊くと、スマートフォンのパズルゲームをしているからと言われた。相当不満に思ったが、初めて返信がきたとき「メールの返し方がわからなかった」と、誠実な理由が返ってきた。特に嬉しかった連絡は、中学生の頃に初めて好きになった同性のあやめさんの家に行った際、急な雨で自転車に乗って帰り「そっちでも雨が降ったんだね。早くお風呂に入って温まったら。風邪、引かないでね」といった内容の返信がきて、気を遣ってくれた嬉しさから、すぐに自宅で入浴をした。

5月の大型連休あたり、不安な出来事が起こり始める⋯⋯。