2年生の1学期は、あゆむくんと友達以上恋人未満みたいな関係になった。学校中で交際中の噂が広まって、知らない人はいないくらいだったと思う。実際は付き合っていない。知的障がいクラスに2人きりになることがよくあり、手を繋いできたり、掃除を手伝ってほしいと言われたり、告白同然の言葉をかけられたりした。「ぼくがもし知暖さんに告白したらどうする?」と言われたり、恋人同然のスキンシップを要求されたりすることもあったが、自分は大騒ぎ大暴れで拒否した。自分にはそんなつもりはない。言われた当初は、恥ずかしいのか、2人の間の秘密と思って守ろうとしたのか、衝撃的すぎたのかで、誰にも相談できなかった。
1学期末あたり、放課後に会う約束をした。現在の恋でも馴染みのある場所がお互いの自宅と近かったので、待ち合わせた。自分はマスカラやリップをするのに時間をかけ、大幅に遅刻をした。喧嘩になり、自分の自宅近くで、あゆむくんが子どものように、配慮のないような大きな声で喋り出し、怒り心頭に発し、仲違いをし、憎み合う関係に。あゆむくんにとっては、化粧は重要ではなく、素材を好きでいてくれたのに、何でおしゃれなんかして大幅に遅刻してしまったんだろうな。そうです。そのときの自分に、アラサーになった僕が言ってやりたい。自分を好いてくれる男の人は、ファッションとか全然関係ないんだよ。仲違いをしたことで、あゆむくんは暑中見舞いを送ることに非常に悩んだそうだ。はがきは来たんだけど、自分は「来ていない」と主張し、突き放した。
1学期末あたり、放課後に会う約束をした。現在の恋でも馴染みのある場所がお互いの自宅と近かったので、待ち合わせた。自分はマスカラやリップをするのに時間をかけ、大幅に遅刻をした。喧嘩になり、自分の自宅近くで、あゆむくんが子どものように、配慮のないような大きな声で喋り出し、怒り心頭に発し、仲違いをし、憎み合う関係に。あゆむくんにとっては、化粧は重要ではなく、素材を好きでいてくれたのに、何でおしゃれなんかして大幅に遅刻してしまったんだろうな。そうです。そのときの自分に、アラサーになった僕が言ってやりたい。自分を好いてくれる男の人は、ファッションとか全然関係ないんだよ。仲違いをしたことで、あゆむくんは暑中見舞いを送ることに非常に悩んだそうだ。はがきは来たんだけど、自分は「来ていない」と主張し、突き放した。

