精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道

自分には、美少女であること、かわいいこと、脚が長い自覚が全くなく、容姿で興味を持たれることや、容姿に関して配慮のない発言をされたことは、心の奥底では困惑していた。子ども祭りで、巨大ヒーローの格好をしている大人の男性に握手を求められた。当時の自分はなぜ握手を求められているか理由がわからず、警戒し困惑して何もできなかった。

隣のクラスの女子からは、中学生まで「自分のことかわいいと思ってるでしょ」と何度か言われ、無自覚な自分は何のことを言われているのか、理解できなかった。それほど、自分の容姿がいいという自覚はなかった。

美少女であることと関係があるかはよくわからないが、体育の授業や小学校の体育館で男子と遊んでいるとき、自分が転ぶとどんな男子も手を差し伸べて、立ち上がることを手伝ってくれた。バカ男子でも、自分好みで、以前積極奇異のしつこさを嫌がっていたサッカー男子でも、手を差し伸べてくれた。

小学校の卒業写真を撮ったとき、笑顔で撮影しようとしたら、しんじ先生に「見たことない顔」と言われ、カメラマンにも、モデルをやっているかどうかを訊かれた。落ち着きのない自分に、そういう仕事をしているようなオーラはなかったと思う。当時の表情を、現在は「ビジネス的な笑顔」と振り返る。